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離乳食について

離乳食(補完食)

赤ちゃんが食事をする目的は、母乳やミルクだけでは補いきれない栄養を摂ることです。
海外では「補完食(complementary feeding)」という表現が一般的に使われています。
また、離乳食は栄養を摂るだけでなく、食べる技術や手先の器用さ、周りの人とのコミュニケーションを学ぶ大切な機会でもあります。

はじめるタイミングは?

赤ちゃんが成長するにつれて、必要な栄養が増えていきます。
そのため、生後6か月頃から食事で栄養を補うことが必要になります。

ちょうどこの頃になると、

  • 支えると座れる
  • 手に持ったものをなめる
  • 食べものに興味を示す

といった行動が見られ、食事を始める準備が整ってきます。

赤ちゃんの発達には個人差があるため、「○か月になったら」と決めつけず、赤ちゃんの様子をよく観察し、上記のサインが見られたら始めましょう。

何を食べる?

  • スプーンを傾けても滑り落ちないくらいのペースト状の食べものから始めましょう。
  • 家族の食事から取り分けて、赤ちゃん用につぶしてあげるのもおすすめです。そのために、家族全員で薄味を心がけましょう。
  • さまざまな種類や食感の食べものを、バランスよく取り入れましょう。
  • 鉄分が豊富な赤身の肉や魚を積極的に取り入れましょう。
  • 赤ちゃんの食べる力の発達にあわせて、食べものの大きさや硬さを変え、量や回数を増やしていきましょう。

「食べさせる」より「自分で食べる」

赤ちゃんが食べものに興味を示し始めたら、「手づかみ食べ」の練習を始めましょう。
手づかみ食べは、

  • 赤ちゃんが自分で考えながら食べる力を育てる
  • 手先の器用さを発達させる

といったメリットがあります。

食べこぼしが増えますが、汚れてもいいようにトレーなどを利用して、成長の大切なステップを温かく見守りましょう。

気をつけること

  • 調理するときの衛生管理を徹底しましょう。
  • どんな食べものでも、のどに詰まる危険があります。赤ちゃんが自分で食べているときも、必ずそばで見守りましょう。

赤ちゃんの食事は、楽しみながらゆっくり進めていきましょう。

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