1歳6か月児の保護者の方へ
乳歯をむし歯から守りましょう
1歳半でむし歯ができているお子さんは、100人に2~3人ほどいます。
特に前歯のむし歯は2歳までが予防のカギ。
この時期にしっかりケアすれば、その後もむし歯になりにくいといわれています。
寝る前に果汁や乳酸飲料などの甘い飲み物を哺乳ビンで飲む習慣があると、むし歯のリスクが高まります。
もうコップで飲める時期なので、哺乳ビンは卒業しましょう。
お口のケアは保護者の役目です。食後は口をすすぐ習慣をつけ、1日2回は歯ブラシを使って歯を磨きましょう。
むし歯ができると、治療にかかる痛み・時間・費用も負担になります。
しっかり予防することが大切です。
ことばの発達が気になるときは
単語をいくつか話せるようになっていれば、たくさん話せなくても心配ないことがほとんどです。
ただし、以下のような様子がみられる場合は、相談してみましょう。
- 耳の聞こえが悪いように感じる
- 視線が合いにくく、周囲の人に興味を示さない
- かんしゃくがひどい、気むずかしい など
また、テレビやスマホなどの長時間視聴は、ことばの発達の遅れにつながることがあります。
2歳までは控えめにしましょう。
豊かな感性を育てましょう
決まった時間に眠る習慣をつけ、眠りにつく前に絵本を読んであげると、ことばへの興味が深まり、聞く力も育ちます。
この時期になると、自分で食べる意欲が出てきますが、同時に好き嫌いも始まります。
自我が強くなってくるため、無理に食べさせず、子どものペースを大切にしましょう。
トイレトレーニングを始めましょう
しっかり歩けるようになると、「おまる」に座ることができるようになります。
次のようなサインがみられたら、トイレトレーニンを始める良い時期です。
- 昼寝のときにおねしょをしない
- 食事のあとにいきむことがある
- おむつが濡れると「シーシー」と知らせる
このような様子が見られたら、「おまる」を用意したり、トイレの便座に足台をつけて座らせたりしてみましょう。
また、おむつをトレーニングパンツに替えるのもよいタイミングです。
最初は「おまるに座るだけ」でもOK!
「えらいね!」とほめることで、自信につながります。
ただし、長時間座らせず、数分程度にしましょう。
出なくても無理をせず、お子さんのペースに合わせて、焦らずゆっくり進めていきましょう。
ワクチン接種のご案内
1歳半ごろに接種しましょう
- 五種混合・四種混合ワクチン(4回目)
- 水痘(みずぼうそう)ワクチン(2回目)