5歳児の保護者の方へ
日常のことは自分でできるようになります
このころになると、自分なりのやり方が出てきて、今までできていたことをすばやくこなせるようになることもあれば、逆に手を抜いてしまうこともあります。
もし、しっかりできていないと感じたら、「こうするといいね」と優しく声をかけ、正しくできるように導いてあげましょう。
そして、うまくできたときはしっかり認めてあげることが大切です。
生活習慣の大切さを教えましょう
この時期は、「なぜ必要なのか」を理解しながら、習慣を身につけていく時期です。
以下のポイントを意識して伝えてみましょう。
食生活
「元気な体をつくるために、いろいろなものをバランスよく食べることが大切なんだよ」と伝えましょう。
早寝早起き
規則正しい生活が健康にとって大切で、不規則になると体調を崩しやすいことを教えてあげましょう。
清潔にする習慣
手洗いやうがいの大切さを伝え、「ばい菌を洗い流して、病気を防ぐためにするんだよ」と話してあげましょう。
自分のものを大切にする
おもちゃや文房具などを「大事に使うこと」「きちんと片づけること」を意識できるよう促しましょう。
歯磨き
「歯を守るために、食後の歯みがきが大切」と伝え、自分でみがかせた後に仕上げみがきをしてあげましょう。
危険な場所を一緒に確認しましょう
5歳になると、自転車に乗れるようになるなど、行動範囲が広がります。
その分、交通事故や水の事故に気をつけることが大切です。
- 一緒に外に出たときに、危険な場所を確認しましょう
- 実際にあった事故の話をしたり、本を読んだりして、危険を回避する方法を伝えましょう。
また、知らない人への対応や、安全な避難先についても教えておくことが大切です。
- 「知らない人から声をかけられたらどうする?」と話し合ってみましょう
- 交番やお店などの安全な場所を伝えておきましょう
思いやりのある子に育てるために
おうちでは、子どもの気持ちを尊重しながら、愛情をもって接することが大切です。
ただし、過保護・過干渉にならないように気をつけましょう。
また、お友だちとの遊びやけんかを通して、思いやりの心や豊かな感情が育っていきます。
- 子ども同士のトラブルがあっても、すぐに大人が解決せず、見守ることも大切です。
- 必要なときには、「どうすればよかったかな?」と一緒に考える機会をつくってあげましょう。
ワクチン接種のご案内
小学校入学に向けて準備をしましょう!
小学校入学が待ち遠しいですね。
入学前に慌てないように、ワクチン接種の状況を今のうちに確認しておきましょう。
小学校入学前に1年間に接種するワクチン
- 麻しん風しん混合(MR)ワクチン(2回目)
- おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン(2回目)
もし接種がまだ済んでいない場合は、かかりつけ医を相談して早めに接種しましょう。