6~7か月児の保護者の方へ
目が離せない時期 事故予防に最大の注意を
生後6~9か月ごろになると、赤ちゃんは「ハイハイ」や「つかまり立ち」ができるようになり、手で物をつかんで口に運ぶことが増えてきます。
この時期は、家庭内での事故に特に注意が必要です。
よく起こる事故の例
- 階段、ベッド、ベビーカーなどからの転落
- タバコ、防虫剤、薬、化粧品、洗剤、灯油などの誤飲
- つかまり立ちをしてテーブルの上の熱湯をこぼし、やけどする
- ストーブ、アイロン、やかん、炊飯器などに触れてやけどする
特に8~9か月ごろに事故が急増します。
赤ちゃんの目線になって部屋を見直し、安全対策を徹底しましょう。
事故を防ぐためのポイント
- 危険なものは1m以上の高さに置く、または引き出しや戸棚にしまう
- 硬貨やボタン類など、小さなものは誤飲防止のため手の届かない場所へ
- 容器には必ずフタをし、食器には食べもの以外を入れない
- タバコや灰皿は子どもの手の届かない場所に置き、できれば禁煙を
- 車に乗る際は必ずチャイルドシートを使用
- 階段には転落防止用の柵を設置
- 浴槽の水やお湯は抜いておく(赤ちゃんは浅い水でも溺れることがあります)
万が一に備えて緊急時にすぐに連絡できるよう、かかりつけ医や中毒110番の電話番号を見やすい場所に貼っておきましょう。
- 中毒110番(日本中毒情報センター)
- 大阪中毒110番(24時間対応): 072-727-2499
- つくば中毒110番(24時間対応): 029-852-9999
- たばこ誤飲事故専用電話(24時間対応・自動音声): 072-726-9922
- とよた急病・子育てコール24~育救(いっきゅう)さんコール:
0120-799192(24時間対応)
夜泣きについて
寝かしつけの習慣が、赤ちゃんの夜泣きに影響することがあります。
夜泣きを減らすポイント
- 毎日同じ時間に寝かせる習慣をつける
- 授乳や抱っこで寝かしつけることを減らし、自分で寝つけるようにする
泣き出したときの対応
- おむつが濡れていないか確認する
- 体調が悪くないか(痛みや苦しそうな様子がないか)チェックする
- すぐに授乳や抱っこをせず、声をかけて安心させ、見守る
少しずつ赤ちゃんが自分で眠れる習慣をつけていきましょう。