発達相談外来
お子さまの発達や行動について、気になることはありませんか?
当院では、お子さまの心や発達に関する不安、子育てのお悩みに対し、小児科医・臨床心理士・言語聴覚士が連携してサポートを行っています。
発達相談外来では、保護者の方からじっくりとお話を伺い、必要に応じて発達・知能検査や個別療育をご案内し、お子さま一人ひとりに合った支援を考えていきます。
こんなことでお悩みではありませんか?
- ことばが遅い、発音が不明瞭、吃音(どもる)
- 発達が遅い
- 視線が合わない、人に関心が乏しい
- 手先が不器用
- かんしゃくが強い、こだわりが強い
- 落ち着きがない、多動、衝動的
- 感覚が過敏、または鈍い
- 不注意、集中できない
- 読み書きができない、計算ができない
- 人前で話さない
- 夜泣き、夜驚
- チック(まばたき、顔をしかめる、咳払い)
- 偏食・食が細い、急激なやせ
- おしっこが近い、おねしょがなおらない
- 便秘、トイレで排便できない
- 朝起きられない
- 不登校
- 対人関係・親子関係のお悩み
- その他、お子さまに関するご心配
受診の流れ
予約
発達相談外来は予約が必要です。
発達相談外来の初診をご希望の方は、まずお電話で仮予約をお取りください。
受診待機状況に応じて、受診いただける時期が近づいたら当院からご連絡し、初診の予約日を確定します。
待機状況によっては、すぐにご予約をお取りできない場合がございますので、ご了承ください。
お電話でご予約をお願いします 0565-32-1531
初診
医師がご相談の内容をお聞きします。
初診では、問診・お子さまの行動観察・医療面接・身体診察などを行います。
- 日 時:一般診療の終了後に行います。
月・火・木・金曜日 18:00
土曜日 12:00 - 所要時間:1時間ほど
- 一般診療の状況によっては、開始までお待ちいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
- 受診までに、Web問診の「発達相談問診票」にご相談内容をご入力ください。
- お持ちいただくもの
- マイナ保険証または健康保険証
- 子ども医療費受給者証
- その他の資料など
- 紹介状・診断書など
- 過去の発達検査・知能検査の結果
- 母子手帳
- その他、参考になりそうな資料
再診
お子さまの発達や特性をより深く理解し、必要に応じて以下のサポートを行います。
発達・知能検査、心理検査
- 臨床心理士により適切な発達・知能検査、心理検査などを行い、お子さまの発達特性を評価し、理解を深めます。
- 日 時:土曜日 09:00 / 10:00 / 11:00
- 所要時間:30~50分ほど
- 後日、予約をとって結果をご報告します
医師による相談発達診療
- 診察や検査結果をもとに総合的に評価・診断を行います。
- 必要に応じて、適切な治療や継続的なフォローアップを実施します。
- 日 時:月・火・木・金曜日 18:00
土曜日 12:00 - 所要時間:30~60分ほど
言語聴覚士による言語訓練
- ことばの発達や発音の問題に対して、個別療育を行います。
- 日 時:火・木・金曜日 09:00 / 10:00 / 11:00
土曜日 09:00 / 09:45 / 10:30 / 11:15 - 所要時間:30~50分ほど(土曜日は30~40分ほど)
臨床心理士によるカウンセリング・心理療法
- 個々のお子さまの状態に応じて、対話を通したカウンセリングのほかに、[遊戯療法(プレイセラピー)]、[箱庭療法]などを行います。
- 保護者との相談・カウンセリングを並行して行う場合もあります。
- 日 時:土曜日 09:00 / 10:00 / 11:00
- 所要時間:50分ほど
お子さまの成長に寄り添いながら、一人ひとりに合った支援を行ってまいります。
「少し気になるな…」と思ったら、お気軽にご相談ください。
発達相談外来でみる病気
1. 神経発達症
- 知的発達症
- 自閉スペクトラム症
- 注意欠如・多動症
- 限局性学習症
- 発達性協調運動症
- チック症
- 言語症、語音症、小児期発症流暢症(吃音)
2. 不安症
- 分離・社交不安症
- 選択性緘黙
3. 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
4. 身体症状症
5. 摂食障害(神経性やせ症)
6. 夜尿症、昼間遺尿症、頻尿、遺糞症
7. 睡眠の病気
- 不眠症
- 概日リズム睡眠・覚醒障害
- 睡眠時驚愕症(夜驚症)
8. 機能性身体疾患および心身症
- 起立性調節障害
- 過敏性腸症候群
- 片頭痛、緊張型頭痛
9. 心身医学的に重要な状況および行動特性
- 不登校
- ひきこもり
- いじめ
- 子ども虐待および反応性愛着障害
- 習癖異常(指しゃぶり、爪噛み、抜毛)
- メディアおよびゲーム依存